2007年08月31日

同君連合から合同へ



エディンバラからウェストミンスタに移ったステュアート家の王たちは、ほとんどスコットランドに戻ろうとしなかった。スコットランドには担当国務大臣をおき、それが摂政となって行政にあたることとなった。この転機は、三王国戦争によってもたらされた。監督制教会のイングランドと長老制のスコットランドは教義をめぐって衝突し、主教戦争からスコットランド内戦、そしてクロムウェルによるスコットランド征服という事態を招いた。このとき共和政イングランドが施行した航海条例がスコットランド経済に打撃を与えた。この条例によって、スコットランドも外国とみなされ、ロンドンや植民地の港から締め出されたのである。スコットランドの経済は徐々に衰え、困窮にあえぐようになった。
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2007年08月28日

ジェームズ4世

「古い同盟」からの脱却

ジェームズ4世の時代は、いくつかの点でスコットランドの新たな展開を暗示する時代であった。ひとつにはヘンリー7世 (イングランド王)の娘マーガレットとの結婚(1503年)である。これはフランスとの「古い同盟」体制からの転換を意味しただけでなく、ジェームズ4世の後嗣にイングランド王位継承権をももたらすものであった。事実、「古い同盟」の盟約によりフランスがスコットランドにイングランド派兵を要請したが、スコットランド軍は大敗してしまった。「古い同盟」は、スコットランド王国にとって重荷になりつつあった。
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2007年08月16日

言語記号

ソシュールは、「能記」(signifiant)と「所記」(signifie)という2つの概念(シニフィアンとシニフィエ)を用いて言語記号の恣意性を説いた。 これとはほぼ反対の立場として音象徴(sound symbolism)という見解がある。これは、音素そのものに何らかの意味や感覚、印象といったものがあり、言語記号はその組み合わせによって合理的に作られているとするものである。しかし、実際にはどの言語にも普遍的な音象徴というものは存在しないため、現在そのような立場の言語研究はあまり行われていない.

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2007年08月01日

労働党政権



冷戦の末期を強力に指導した保守党政権は、冷戦の終了後も政権党としてあり続け、1997年の総選挙で労働党に大敗してトニー・ブレア政権が誕生するまで政権を握り続けた。

1997年に誕生した労働党政権は、それまでの福祉政策の見直しを図り、リベラルな方向性を示しながらも左派中道と呼ばれる政策に大きく転換してきた。これはイギリス国内において中間層の拡大を反映しており、2大政党のそれまでの政策の大きな違いは徐々に消滅しつつある。1998年にはベルファスト合意を結び、IRA暫定派と和平の合意が成立した。

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